ジューンベリー その後

2017年6月13日

量が少なすぎるので、お鍋を傾けないと焦げてしまいそう。

家にある一番小さい瓶に入れたところです。

貴重なので、バナナヨーグルトに彩を添えるくらいのつもりで一匙のせて。

 5月の下旬に、家のジューンベリーが例年よりもたくさん採れたということを書きました。その後、子どもと一緒に収穫しようと思っていたら、どうも見るたびに数が減っているような気がします。鳥が食べていたのかもしれません。いそいで枝ごと切って家の中に入れ、花瓶に挿して飾りながら、残りの実が色づくのを待ちました。収穫するのにはあまりに小さくて、色もついていない実は、もう少し大きくなるまでと思って外にそのままにしておいたら、いつの間にかなくなっていました。やはり鳥が食べに来ていたのかもしれません。窓の外をギリギリに飛んでくる鳥がいて、ねこさんたちがびっくりしていることがありました。まあ、鳥たちにもおすそ分けできたのかなと思うことにします。
 家の中に取り込んだ実は、色づくたびに収穫して、たまるまで冷蔵庫で保存していました。例年は多くても10粒くらいしか採れなかったので、それに比べると大収穫かと思いましたが、実際はそのまま食べるにもジャムにするにもほんの少し。なべを傾けないとすぐに焦げてしまうような量でしたが、ジャムにして、家族で少しずつ楽しむことにしました。ホーローのお鍋に実と大匙2杯くらいの砂糖を入れ、最後にレモン汁を少しだけ入れるという大雑把な作り方ですが、一応完成。家にある一番小さいジャムの空き瓶を煮沸消毒して入れました。
 量がないので、ヨーグルトに彩を添えるくらいのつもりでのせてみました。ヨーグルトだけだとさびしいので、バナナも入れて。ブルーベリーよりはちょっとラズベリーに似てるかなという感じの味で、甘酸っぱい良い香りがします。家でとれたと思うと、愛しさひとしおです。小さな瓶にちょっとしか入っていない様子も魔女の秘密の薬のようで、ちょっとふふふ・・・な気分です。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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